…と、ゆーことで長々と引っ張りました原作大幅逸脱小説「初ごころ」、ようやっと完結。
本当に、初めは犬の初恋(勿論失恋)を書くつもりだったんですが、一体いつの間にこんな展開になったのやら…。
これじゃー完全に犬夜叉が惚れられてますネ(あはは)
何百年前の話か知りませんが、とことんおいしい役回りです、彼。まったく色男め(オマエのせいだろ)。


今回はある程度「退廃的文章展開」を目指していたので、当初の結末はもっと暗いオチになるはずだったんですよ。

結局犬とのすれ違いに気付かないまま死んじゃうとか。
怨みのあまり飛白ちゃんが妖怪になっちゃう(おいおい)とか。

…でもあんまり後味が悪すぎるのでボツにしてしまいました(汗;)
結果、あんまり色恋っぽい雰囲気は出ませんでしたが、あたし的には犬の初恋ってこんな感じかなと思っています。
本人も恋と気付いてないような、微妙な淡い恋心。失恋ってのは当然ですね?(笑)
そうそう、その「失恋」ってのを強調させようと思って、プロット段階の時に
「恋人に振られたと思って自殺しかける女を助け、犬夜叉と一晩の恋。
思いっきり惚れちゃうが、結局恋人が現れて犬あえなく(どこが)失恋。
なんて筋もあったんですが、今考えるとただのB級恋愛ドラマですな。


何にしても、久しぶりのシリアスダーク犬を書くのは楽しかったです。
いつかまた、犬過去話を書いてみたいなーと密かな野望を燃やしつつ。きっと数ヶ月単位で先になりそう〜。


皆様、「初ごころ」へのお付き合い、どうもありがとうございました。
これをもって去年一年の御愛顧感謝と、「宵の夢址」半周年記念、新年へのご挨拶に変えさせていただきます。
どうぞ今年も一年、「宵の夢址」を宜しくお願い致します。
2002年 元旦
「宵の夢址」管理人:梅梁蓮奈 拝







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